2017/06/28 14:05
東京の台東区浅草付近には多くの町工場や職人が日々モノ作りをしている。
ある暑い日、日差しを避ける為、一本裏の細い路地を歩いていた。
スリシュリ スリシュリ シュリ
一軒の古い家の中からリズミカルな音が聞こえてくる
ちょっと玄関らしき入口を覗き込んだ
厳しい顔つきのおやじが立っていた。
「ココは何屋さんですか?」
これが職人のおやじ(革漉職人)との初めての出会いである。
話好きのおやじは革に関することを教えてくれた。
私が革小物に興味を持つようになったのは、この出会いがきっかけでした。
おやじの技術をいかして仕上がったのがこの膨らみのあるシャツガーター。
シャツガーターといえば聞きなれない製品かもしれませんがシャツのサイズが合わない時に袖丈が長くなってしまう時に使用する調整金具です。
ふくらみのあるシャツガーター
HATCHIシャツガーターのポイントはベルトのふくらみにあります。
ハの字に漉いた表革と裏革を貼り合わせ縫製したベルトにはふっくらした膨らみがあります。
立体感があり張りのあるシャツガーターは一度使っていただくとその良さを実感いただけます。
裏面まで本革仕上げブッテーロを使用しています。「ブッテーロ」イタリア・トスカーナ地方で近代的な革作りを避けて、昔ながらの植物性タンニンなめしの方法を用い、手間と時間をかけて生産される100%タンニンなめし革。きめ細かい表面の美しさと、カラーバリエーションの豊富さやイタリアらしい発色が好まれています。堅牢で味わい深い仕上がりです。成牛ショルダーという部位を使用しているため、それぞれの製品に個性のある柄が生まれます。「 トラ目」と呼ばれるシワが、経年変化で磨かれることによって、独自性のある濃淡を生み出します。 傷がつきやすいのですが復元力に優れ製品にとっては、個性を彩る歴史となります。
#BNブラックニッケルクリップ金具により耐食性もアップ。 パッド付きで生地を傷つける事無くしっかりつかみます。
こんな時に便利なアイテム シャツガーター
シャツの裾の長さ調整に
料理や洗濯などの水仕事に
自転車に乗る際のズボンの裾汚れ防止対策に
丈が合わない子供のズボンに
腕時計をチラリと見せたい
スタイリストの定番アイテム
アクセサリー感覚のバーテンダー必須アイテム
草むしり、農業、釣りに
HATCHIブランドシャツガーターは、お客様に徹底的に使っていただくをコンセプトに一本一本熟練の革漉き、縫製職人により心を込めて手作りされた製品です。